リフォームもお抱え大工の精神で
社員便り
こんにちは。響倶楽部増改課の松井です。
3月に入っても肌寒い日が続きますが、体調など崩されてはいませんか。
私は、日ごろから健康に気を付けていますが、年齢には逆らえないようで昨年は40肩に悩まされました。
現在は症状も改善しましたが、ストレッチや適度な運動を心掛けています。
さて今回は、私の所属している響倶楽部増改部についてご紹介したいと思います。
増改部では、弊社で建てさせていただいたお客様の生涯のお抱え大工として長期にわたる住まいの維持管理を基本に、さまざまな要望に対応した増改築プランを提案しています。
昨年は、主計町茶屋街で仲乃家さんの改装工事を担当しました。
弊社では、これまでも数多くの茶屋街での改装工事を行っている実績があり、金沢らしい街並み、景観を損なうことなく完成させることを心掛けております。
茶屋街の改装工事は、大工仕事の多くが「仕上げ材」としてみえるので、担当の大工さんと材料や納まりについて何度も打合せを重ねました。
今回は、大工さんだけではなく、和紙作家さんにも協力いただいて仕上げた箇所があります。
1階座敷のテーブルや壁面に和紙を貼り、2階座敷の壁面に和紙パネルを設置しました。
2階の和紙パネルは、お客様の着物(加賀友禅)花部分を切取り、和紙パネルに貼りつけ、さらに金沢らしさを表現するのにパネルに金粉を施しました。
完成した仕上がりは、お客様に大変喜んでいただけました。
改装工事は、難しい部分も多いですが、きれいに仕上がった時には自信とやりがいを感じます。
これからもお抱え大工の精神をもちながら、住宅のリフォームなどを通して、永く住み続けたい居心地の良い暮らしを提供できるよう日々努めていきます。