季節のお役立ちコラム

まだまだ暑い日が続きますが、みなさまどうお過ごしでしょうか?
今回は自分で出来る簡単な建具の調整方法をお伝えします。
簡単な作業ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

引戸の鍵を掛けたのに、掛からず開いてしまう時はドライバー1本で調整可能です。

①今メモリがどこの位置にあるか確認しましょう。
②上下2箇所のネジをプラスドライバーで緩めます。緩めるとメモリの金具が上下に動くようになります。
③メモリの位置を下げて上下の緩めたネジを締め直します。

扉を閉めて、鍵が掛かるようになったら調整完了です。

ドアハンドルが空回りして開かなくなる原因の大半は「ラッチ」の故障です。
ラッチとはドアの横についている三角の突起物の事で、ドアを開閉するための重要な部品ですが、経年劣化で中のバネが破損し、ハンドルを回しても動かなくなることがあります。
ラッチが故障してドアが開かなくなったら、身の回りにあるもので開ける事も出来ます!

『引く側』

『押す側』

ドアには『引く側』と『押す側』(戸当たりがある方)があり、作業は『引く側』で行います。

①ドアと枠の隙間に細い棒のようなものを差し込みます。今回はクリップを伸ばして使用しました。針金ハンガーなどでも代用できます。
②針金をドアの隙間に差し込みます。差し込む場所はラッチの下!
③ラッチの裏をくぐらせて、針金の先端を手前に出します。
④針金の両端を持って手前に引きます。ラッチが動いてへこんだら、ドアハンドルを引いてドアを開けます。

緊急時に備えて試してみてください。
その後、ドアは閉めずに響倶楽部までご連絡ください。
ラッチを指で押し込んで動きが悪い(固い)時は、故障する前に響倶楽部に連絡して、ラッチの交換をしましょう。

ソフトクローザーとは引戸を閉める時、閉まる直前にブレーキがかかり、最後ゆっくり閉まる機能で、指を挟んでしまう危険性を大幅に防ぐことができ、閉まる際の騒音も軽減できます。勢いよく開閉したり、無理やり閉めたりすると、ソフトクローザーの部品破損など、故障の原因になります。バネの力に任せて優しく開け閉めしましょう。

玉家の家づくりを知る

外観・インテリアなどの実例が掲載されたデザイン集をお送りします。
ハウジングギャラリー響には、家づくりに役立つ情報や、玉家建設の設計力がわかる展示がございます。お気軽にご来場ください。

PAGE
TOP