季節のお役立ちコラム

掃除の基本は上から下へ、照明器具の傘や壁の上方から掃除をはじめ、畳が最後になります。

【聚楽壁】

聚楽壁とは塗り壁の中でも“土”を仕上げに塗る土壁です。他にも塗り壁には漆喰壁や珪藻土壁などの種類があります。聚楽壁は土の肌合いが素朴で、クロスと比較して湿気や臭いを吸着する機能があります。また、クロスに比べると全体的なくすみや黒ずみなどが目立ちにくく、壁全体の色の変化が味わいになったりする利点がありますが、カビが生えたりシミや傷を直す場合は壁一面を塗り替えるなど大掛かりな補修が必要になります。
聚楽壁は表面がざらざらしているため、埃や汚れが着きやすく落ちにくい上に、吸湿機能があるためにカビが生えやすい要素が揃っています。
聚楽壁の普段のお手入れは、はたきで埃を落とすか、ハンドワイパーの静電気で埃を吸着して掃除します。また、壁に汚れがついたときは消しゴムでその部分を軽く叩くと落ちる場合があります。

【畳】

普段の掃除

畳の繊維の向き「目」に沿ってほうきや掃除機でごみを取除きます。ごみを取除いた後は乾拭きを行って畳表面の皮脂汚れなどを落とします。

飲み物等をこぼした場合

歯ブラシ・乾いたタオルやティッシュ・小麦粉を用意します。
こぼれた液体を乾いたタオルやティッシュですぐに吸取ります。
汚れた部分に塩や小麦粉を振りかけて湿ってくるまで放置し、畳の目に沿って歯ブラシで優しくこすります。
掃除機で塩を吸い取り、固く絞った雑巾で拭き取って終了です。シミになる前に、素早く対応しましょう。

日焼けや汚れ

焦げ

カビ

【敷居】

カビは埃や人間の垢、皮脂などを養分にするため放置しておくと、カビの発生につながる可能性が高まります。これからの乾燥した天気のいい日には窓を開けて部屋に風を通し、空気の循環を良くすることが何よりも大切です。また、押入れには扇風機を当てて換気を促すことも効果的です。布団を仕舞う時は、しばらく置いて湿気を取ってから収納するようにしましょう。そして普段からこまめな掃除を心掛け、カビのエサとなる埃などを残さないようにしよう。

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