CrossTalk
ベテラン・中堅社員が語る
玉家建設の住まいづくり
CROSS TALK
施工管理
山口 悟
本社工事部 課長
2003年4月入社
出身校:日本大学
設計
横山 大樹
本社設計部 課長
2013年4月入社
出身校:新潟大学大学院
ベテラン・中堅社員が語る
玉家建設の住まいづくり
玉家建設が大切にしているものづくりの心とは?その答えを、経験豊富な社員たちは知っています。
玉家建設ならではのものづくりの醍醐味や遣り甲斐など、経験豊富な2人の社員がこだわりの数々を語り合います。
山口
私も横山君も社歴が長いので、たくさんのお客様に関わってきました。不思議なことに、僕たちが共に携ったのは3物件しかないんですよね。
横山
それだけだったんですね。全部が内容の濃い物件なので、何度も関わっていたように感じます。
山口
なかでも印象的だったのが、S様の家と、50周年記念モデルとしてつくった久安アーバンモデルですね。
横山
S様は建築マニアと言えるほどこだわりの強いお客様でした。難題が多く勉強になりましたし、7社ほどから私のプランが選ばれたのは自信になりました。
山口
このプランを観た瞬間に高い施工技術が求められることがわかりました。実際にお客様が満足できる家をつくることができたので、とてもいい経験でした。
横山
もうひとつの久安アーバンモデルは玉家建設50年の集大成として、「アーバンスタイルとは?」を定義するというミッションの物件でした。
この大役に自分が抜擢されたことは驚きでしたが、工事担当が山口さんでしたので、何一つ不安なく挑むことができました(笑)
山口
このモデルは、今までの家づくりではなく、これからの玉家建設の家づくりのビジョンを込めることが重要でした。
デザイン、機能、質、落ち着き、高級感など幾つもの要素をふまえながら、現代的な家を表現できたのではないでしょうか。
横山
ありがたいことに、実際にこのモデルのような家が欲しいという声も多く、アーバンスタイルを確立できたと思います。
山口
私たちのつくる家は、お客様と設計の想いが一つになり、カタチになっています。
一邸一邸それぞれが違いますが、「玉家建設の家は見ればすぐにわかる」と言われることが多いですよね。
横山
はい、それは私たちの家づくりがすべて同じ思いから生まれているからですよね。
「シンプル&リッチ」という設計思想が根幹にあり、「住まいは居心地」という価値観でつくっています。
「美しいデザイン」と「心地良い空間」、この2つのバランスで満足できる家になると思います。
山口
ただ、お客様の想いやライフスタイルが異なるため、それを反映させれば自然と個性が際立ち、世界に一つだけの家が完成します。
横山
そうですよね。私たちはすべての家の品質にこだわるために、年間の棟数を石川県に100棟、富山県に40棟と限定しています。
丁寧にお客様の居心地を追求するためなんですが、そのおかげで大きな住まいの全体像から細かなディテールの美しさに至るまで、プロジェクトメンバーが一体となってこだわることができていると思います。
山口
工事部の目線で言えば、単純につくっている家が「かっこいい」のでやりがいがあります。
設計部から上がってきたプランはどれも素晴しく、もちろん難題も多々ありますが、ものづくりが好きな人が集まり、皆でいい家をつくりたいという思いを共有しています。
言葉は乱暴ですが、「面倒くさいことに前向き」な人が揃っており、同じ方向を向いて家づくりが出来ているからこそ、多くのお客様に支持されてきたのではないでしょうか。
横山
お客様の居心地の良い住まいを提案して終わりではなく、生涯にわたりお客様の住まいと暮らしを末永く見守り続けていくことも大切ですよね。
横山
私たちがつくる家はすべて、お客様の大切なものです。
そうであると共に、そこに建つ街の印象や豊かさに大きな影響を与える存在でもあり、家は街の財産として考えています。
周囲と調和がとれ、四季折々の表情豊かな緑を抱くことを、重要なポイントとして設計しています。その住まいが街の宝物となり、地域からも愛される存在になってほしいですね。
山口
そうですね。たとえば、家の前を通る人がシンボルツリーを見て癒されたり、植栽に四季の移り変わりを感じたり、美しいデザインの建物に感性を刺激されたりと、人の心に響く存在であると信じています。
横山
金沢の東山や主計町では、新築だけでなく地域の伝統的なつくりや空間、文化を大切にした建築物の改修にも取り組んでいます。
山口
私は石川県七尾市で生まれ育ちました。この住みやすい街が好きで、調和を乱したくないですし、もっと豊かな街にしていきたいという想いがあります。その想いを、一邸一邸に込めて、これからも家づくりを行っていきます。
横山
お客様のため、地域のため、作る楽しさを満たすように考えながらの取り組みは、ハードルは高いですが楽しく、本当にやりがいを感じられます。