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ギャラリー響から情報や季節のお便りをお届けします。

ひがし茶屋街ツアー

こんにちは本社ギャラリーの伊奈です。
ようやく猛暑から解放され、朝夕には吹く風に秋の気配が感じられるようになりましたね。
夏バテや季節の変わり目で体調を崩しやすい時季ですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて私は先日、社内の建物探訪サークルに参加してきました。
前回の武家屋敷跡・野村家、長町もみじ街の探訪に続いて、今回はまいどさんによる
「ひがし茶屋街ツアー」で、金沢の歴史や茶屋街・建物の解説をしていただきました。

ひがし茶屋街には江戸時代末期から明治時代にかけて建てられた茶屋様式の
町屋が数多く残されており、そうした建物が建ち並ぶ街並みそのものの歴史的価値が認められ、
2001年に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

最初にご紹介するのは、弊社で手がけさせていただいた「箔座ひかり蔵」です。
店内に入ると金箔を使ったアクセサリー、漆器、趣味の雑貨が置いてあり、
素敵なものばかりでとてもワクワクしました。
町家の多くは、木虫籠(キムスコ)が使われており、
細かな木を縦と横に組み合わせた加賀地方の伝統的な建築様式です。
そして、その木が台形型になっており、中からは外が見やすく、
外からは中が見えにくくなっています。

次は国指定重要文化財の「志摩」に行きました。
この建物は1820年(文政3年)、すなわち茶屋町が造られた当初に建てられたもので、
茶屋建築は客間として使う2階が高く造られ、
通りに面して高欄と張り出しの縁側を設けているのが特徴です。

2階へ上がると前座敷の朱色の壁が目を引きます。
朱壁は芸妓の立ち振る舞いを艶やかに見せる効果があるそうです。

石室(いしむろ)は、石組み造りの地下貯蔵庫で、内部には井戸も掘られています。

3軒目は金沢市指定文化財の「お茶屋美術館」。
こちらも同じく1830年に創立された建物で、一階には芸妓の黒髪を飾った櫛(くし)、
笄(こうがい)、簪(かんざし)を始め、もてなしの宴を彩る加賀蒔絵、
加賀象嵌(ぞうがん)、九谷焼などの優美で繊細な道具類も多数展示されていました。

そして2階へ上がると、奥のはなれに鮮やかな群青の間がありました。
この壁のルーツとなったのが、13代藩主前田齊泰(なりやす)が建てた成巽閣で、
権力を象徴する色だったと言われています。

私自身金沢に来て、初めて朱壁や群青の壁を見た時、すごく印象的でした。
室内で過ごすことの多い金沢の冬、群青の壁は雪国の暮らしを華やかに彩ってきたのだと、
改めて金沢の奥深さが感じられました。

そして最後は「八の福」です。
以前のブログでも紹介させて頂きましたが、3月に金沢都市美文化賞をいただいた建物です。
ずっと昔から存在していたかのような佇まいで、この街並みにすごく調和していました。

玉家建設では地域の文化・風土を大切にしています。
私も改めて町づくりに携われていることを誇りに思い、
そして金沢のことを深く知るいい機会にもなりました。

ギャラリー響には今回紹介した以外にも弊社が手がけさせていただいた建物の
写真アルバムもございますので、お近くに来られた際は是非お立ち寄りください。